オリーブオイルを使ったクレンジングは、シンプルで肌にやさしいケアとして人気があります。
オリーブオイルでのクレンジングは、正しいやり方さえ押さえれば、メイク汚れをしっかり落としつつ、肌にうるおいを与えてくれる優れものです。
ポイントは「乳化」というプロセス。これをしっかり行うことで、ベタつき感も抑える効果があります。
しかし、オリーブオイルであれば何でもいいというわけではないので、その見極めが大切です。
ここでは、オリーブオイルクレンジングのやり方やおすすめポイント、さらに口コミまで詳しくご紹介します。
自宅で簡単に始められるケア方法で、あなたのスキンケアルーティンが一気に変わるかもしれません。
オリーブオイルでクレンジングのやり方を紹介
オリーブオイルでのクレンジングのやり方は簡単ですが、正しい手順で行わないと肌トラブルの原因にもなります。
オリーブオイルクレンジングの正しいやり方を見ていきましょう。
オリーブオイルクレンジングのやり方
美容オリーブオイルを使ったクレンジングの方法について、以下のステップでご紹介します。
【準備するもの】
・美容オリーブオイル(食用ではなく、スキンケア用のものを選びましょう)
・コットンまたはクレンジング用のタオル
・洗顔料(オイルクレンジング後に使用します)
【手を清潔にする】
クレンジングを始める前に、手をしっかり洗って清潔にします。
【オリーブオイルを手に取る】
適量のオリーブオイルを手のひらに取ります。肌の状態に応じて量を調整しましょう。
【顔全体にオイルをなじませる】
指先を使って、顔全体にオリーブオイルを優しくなじませます。特にメイクが気になる部分(目元や口元)には丁寧に塗布します。マッサージするように円を描くように動かすと、メイクや汚れが浮き上がりやすくなります。
【メイクや汚れを浮かせる】
オイルがメイクや皮脂としっかりなじむまで、やさしくマッサージします。
【乳化する】
適量の水(ぬるま湯)を手に取り、顔全体になじませます。これにより、メイクが浮き上がり、汚れやオイルが落ちやすくなります。
【ぬるま湯で洗い流す】
オリーブオイルをなじませた後、ぬるま湯で顔を洗い流します。オイルが残らないようにしっかりと洗い流しましょう。
【洗顔料で二度洗い】
オリーブオイルを使った後は、洗顔料を使って二度洗いを行います。これにより、オイルの残りや肌の汚れをしっかりと落とします。
【タオルで優しく水分を拭き取る】
洗顔後は、清潔なタオルで優しく水分を拭き取ります。ゴシゴシこすらず、軽く押さえるように拭くのがポイントです。
この方法で、美容オリーブオイルを使ったクレンジングをぜひ試してみてください。肌に優しく、しっとりとした洗い上がりが期待できます。
オリーブオイルクレンジングは乳化がポイント
オリーブオイルクレンジングの最も重要なポイントは「乳化」です!
乳化というのは、水と油が混ざり合う状態のこと。これをしっかり行うことで、オイルが顔の皮脂やメイクと混ざり合い、きちんと汚れを落とすことができます。
乳化が不十分だと、オイルが肌に残ったり、毛穴に詰まることもあるので注意しましょう。
乳化のやり方は簡単で、クレンジング中に少し手を濡らして顔をやさしくクルクルとマッサージするだけ。
肌をこすりすぎないように気をつけてください。
オリーブオイルが肌にいい理由
オリーブオイルは肌に嬉しい効果がたくさんあります。その主なポイントを紹介します。
保湿効果
オリーブオイルは、オレイン酸を豊富に含んでいて、肌のバリア機能をサポートしてくれます。これにより、肌の水分を保持し乾燥を防ぐ効果があります。
抗酸化作用
オリーブオイルには、ビタミンEやポリフェノールが含まれています。これらは抗酸化物質で、肌の老化を引き起こす活性酸素を除去し、肌の健康を保つ手助けをしてくれます。
抗炎症作用
オリーブオイルには抗炎症作用があり、肌の赤みや炎症を軽減する効果があります。敏感肌やアトピー肌の方にも適している場合があります。
肌の再生を促進
オリーブオイルは、細胞の再生を促進する成分を含んでいるので、傷や炎症の回復を助ける効果があります。これにより、肌の質感が改善されることも期待できます。
栄養素が豊富
オリーブオイルには、ビタミンA、D、Kなどの脂溶性ビタミンが含まれていて、これらは肌の健康に役立ちます。また、ミネラルも豊富で、肌に必要な栄養を補給します。
メイク落としとしての効果
オリーブオイルは、メイクや皮脂をしっかりと落とすことができるため、クレンジングオイルとしても優れています。肌に優しく洗浄後も乾燥しにくいのが特徴です。
肌のバリア機能を強化
オリーブオイルは肌の表面に薄い膜を形成して、外部の刺激から肌を守る役割を果たします。これにより肌のバリア機能が強化され、外的要因によるダメージを軽減する効果があります。
これらの理由から、オリーブオイルはスキンケアにおいて非常に人気のある成分となっています。
ただ、個人差により肌質に合わない場合もあるため、初めて使う際は肌の小さい範囲で試して、トラブルがないか確認してから全体に使うと安心ですね。
食用オリーブオイルがクレンジングに不向きな理由
食用オリーブオイルは肌にも良さそうなイメージがありますが、実はクレンジングには向いていません。
その理由は、食用オリーブオイルは肌の汚れを落とすために最適な「精製度」が足りないことが多いからです。
オリーブオイルクレンジングに食用オリーブオイルを使ってはいけない理由はいくつかあります。その主なポイントを紹介します。
品質の違い
食用オリーブオイルは、料理用に加工されているため、スキンケア用のオリーブオイルとは品質が違います。食用オリーブオイルは商品によっては、香料や添加物が含まれている場合もあるので、肌に刺激を与える可能性があります。
精製度の違い
スキンケア用のオリーブオイルは、通常より高い精製度を持ち、肌に優しい成分が多く含まれています。一方、食用オリーブオイルは、調理に適した成分が重視されているため、油っぽさが強く、肌にとって最適な成分が含まれていないことがあります。
酸化のリスク
食用オリーブオイルは、保存状態や使用条件によって酸化しやすく、酸化したオイルを肌に使用すると肌に悪影響を及ぼす可能性があります。
衛生面の懸念
食用オリーブオイルは、食品としての使用を前提にしているため、衛生管理が異なる場合があります。スキンケア用のオリーブオイルは、肌に直接使用することを考慮して製造されているため、より厳しい基準で管理されています。
効果の違い
スキンケア用のオリーブオイルは、肌の保湿や栄養補給に特化した成分が含まれていることが多く、食用オリーブオイルでは得られない効果が期待できます。
これらの理由から、オリーブオイルクレンジングには、スキンケア用に特別に製造されたオリーブオイルを使用することが重要です。
実は、食用オリーブオイルでのクレンジングを試したことがあります。体に入って良いものだから、肌にも良いのかも…と思ってしまったんですね。
特に肌トラブルは起こりませんでしたが、油がギットギトで洗い流すのが大変でした。
乳化してからティッシュオブして、蒸しタオルで拭き取って、洗顔料で洗ってもまだ油が残ります。さらに、油のついたタオルや洗面台を洗う手間も大変…
ちゃんと考えると、口に入れて良いものと、肌に良いものが違うのはわかるのに…やる前にちゃんと調べるのは大事です!
肌に優しく、効果的なスキンケアを行うためには、適切な製品を選ぶことが大切ですね。
オリーブオイルクレンジングのおすすめ
クレンジング専用のオリーブオイルは、メイクや皮脂を効果的に浮かせて落とすために調整された成分が含まれています。
乳化しやすく洗い流しやすいので、より手軽で効果的にクレンジングができます。
使用している人の口コミから人気のあるオリーブオイルクレンジングを紹介します。
DHC 薬用ディープクレンジングオイル
特徴:ハードなメイクもしっかりと落とす高いクレンジング力があります。オリーブバージンオイルを使用していて、肌に優しく、必要なうるおいを残しながらメイクをオフしてくれます。
口コミ:長年愛用している方が多く「メイク落ちが良い」「 大容量なので長く使える」という声が多く見られます。
オリーブ園 うるおうクレンジングオイル
特徴:黒ばら本舗が製造する人気のクレンジング製品です。オリーブオイルに加え、保水アミノ酸誘導体が配合されていて、メイクを落としながらも肌の潤いを保つことができると評判です。
口コミ:「濃いメイクもしっかり落ちる」「肌がモチモチになる」など、乾燥肌でも使いやすいとの高評価が多く見られます。
ディブ オリーブ&アルガンクレンジングオイル
特徴:オリーブオイルとアルガンオイルのダブル保湿効果で、肌に潤いをたっぷり与えながらメイクを落とせるクレンジングオイルです。
口コミ:「乾燥肌でもつっぱりにくい」「お風呂で使えるのが便利」手が濡れていても使えるのが便利との声が多く見られます。
まとめ:オリーブオイルでクレンジングのやり方を紹介!
この記事では、オリーブオイルを使ったクレンジングのやり方や、その魅力についてご紹介しました。
美容アイテムとしてのオリーブオイルのポイントは「乳化」です。ここを押さえれば、クレンジングの効果がぐっと引き出されるので、ぜひ注目してみてくださいね。
クレンジングには専用のオリーブオイルを使うのがおすすめです。そして、実際の口コミを参考にすると、自分に合う方法を見つけやすいかもしれません。
この機会にオリーブオイルクレンジングを取り入れてみませんか?健康的で美しい肌を目指す第一歩、ぜひ試してみてくださいね。